津森&ネーヴェス
先日、四谷マヌエルで津森久美子さんのライブがあった。
スペシャルゲストは上智大・准教授のマウロ・ネーヴェスさん。
ネーヴェスさんは、ブラジル出身ながらファドの研究家であり、自らファドを歌う。 写真は、津森さんとネーヴェスさんが一緒に歌っているところ。
先日、四谷マヌエルで津森久美子さんのライブがあった。
スペシャルゲストは上智大・准教授のマウロ・ネーヴェスさん。
ネーヴェスさんは、ブラジル出身ながらファドの研究家であり、自らファドを歌う。 写真は、津森さんとネーヴェスさんが一緒に歌っているところ。
高円寺の「清浄」という店に、先日行った。高柳卓也さんのファドのライブがあった。
この「清浄」は小さな店だ。1階は6席ほどのカウンターのみ。2階はテーブルで6席ぐらいだろうか。でも真っ白な内装で、まさに清浄である。
メニューは、創作居酒屋系のメニュー。しかし出てきた料理に驚いた。素材の取り合わせや、味付けのセンスが高級日本料理店レベルなのだ。なのに値段は、居酒屋レベル。大変おいしかった。
厨房内のご主人の動きもてきぱきしており、プロの動きだ。当初、ポルトガル帰りの人が趣味で開いた店かと思っていたが、とんでもない間違いだった。ポルトガルの日本料理店で5年間、板長をやっておられたそうだと聞き、やっと納得がいった。絶対おすすめの店である。
先月末に高柳卓也さんのライブに行ってきた。「弾き語り」ということで、ご自分でギターを弾いて歌われた。ピアノやギターを自分で弾いて歌うのを日本では弾き語りというのですな。語らなくても弾き語りといいますな。笛やラッパで弾き語りはできませんな。太鼓なら、たたきながら歌えるが、弾き語りとは言いませんな。なんでだろう。
男がギターを弾きながらファドを歌う。日本では珍しい。なかなか渋い。なかなか趣があってよろしい。彼はソウル→ゴスペル→ファドという来歴らしい。言葉を一つひとつ大事にして歌っているのがよくわかる。ただ、まだ若いのだし、キーをもっと上げてみるなど、歌い方の面では自分をさらに追い込んでもいいのでは。日本では(世界でも)超マイナーなファド界だけに、多いに期待したい。がんばってね!
昨日、マヌエル四谷で津森久美子さんのライブがあった。ギターラはいつもの月本一史さんだが、ギター(ビオラ)は飯泉昌宏さん。飯泉さんは月田秀子さんのライブでポルトガルギターをひいておられる。
客は例によって平均年齢か高かったが、演奏中は静粛に聞き、今回は好感が持てた。
私は例によって酔っぱらって、終盤は大いに興奮していた。終演後、月本さんと何やら少々議論させて頂いた。が、月本さんはシラフで、こちらはただの酔っぱらいオヤジ。何をしゃべったか定かではないが、今から思うと恥ずかしい。失礼の段はお許しくだされ。
「ぺてぃすこす」で津森久美子さんとエスキーナ・ド・ソンのライブが、昨夜あった。前夜から朝にかけて台風9号が首都圏を通過。交通網ががかなり乱れていた。メンバーが大阪から来れるか少々心配だった。が、新幹線でなんとか間に合ったようだ。
店内は満席の盛況。わきあいあいの雰囲気で、あっという間に時間がたってしまった。朝までやっていてほしかったが、歌い手がひとりではつらかろう。複数の出演者を集めて、ジョイントでお祭りみたいなことが出来たらすばらしいだろうに。
「ぺてぃすこす」の料理とワインも、いつもながら最高!
場末の居酒屋などに初めて行くと、店主と常連客ばかりが盛り上がって、一見のこちらには、注文も聞きに来てくれない、という状況に出くわすことある。別に店の主人は、一見客を排除するつもりはないのだろうけど、いつも来てくれる客だけで何とかメシは食っていけるので、自然とそんな対応になってしまうのだろう。
ファドのライブなど、そもそもあまり大勢の客は集まりにくい。が、一部に根強いファンもいる。この人たち(ってだれのこと)は、何度も来る。いわゆる常連である。奏者たちとも顔なじみなので、ついついお互い馴れ馴れしく、話をするlことになる。常連にとっては、それがうれしいのだが。
一方、ライブには初めてのお客さんも必ず来る。私はこういう人たちを大事にしたい。せっかく、何かの縁でファドに接したのである。この機会に是非ファンになってほしい。だから、常連ぶってはしゃぐのは出来るだけ控えたい。でも、場を盛り上げるべく、拍手や声援は大いにやりたい。この兼ね合いが、難しいような気もする。要は、ナチュラルに楽しめばいいのだろう。
津森さんも、一見さんを一層大事にしてね。(していないという意味ではないよ)。サービス精神も天才的な津森さんは、一見客も常連客も上手に楽しませてくれる。でも個人的には、わたしらは放っておいてもいいから、一見さんの心をがっちりつかんでほしい、と期待するのである。
一般論としては、冷たくされると「せっかくひいきにしてやっているのに」と、ヘソを曲げる常連もいるかもしれない。しかし、そんなことはあまり気にせず、ファン層拡大に努めてくだされ。わたしらは、どんなに冷たくされても着いていくから。(マゾか)
津森あかねさん&エスキーナ・ド・ソンのライブが東京都目黒区の「ぺてぃすこす」で昨日あった。
今回、津森さんは日本語のファドに挑戦した。日本語といっても、ただの訳詞ではない。原曲のポルトガル語の音やリズム感や耳触りを大事にした日本語だ。
本邦初の試みといっていいだろう。結果は、大成功だと思う。でかした。難しい試みをよくこなしたと思う。津森さんらは、それこそ特許でも申請したらいい。それぐらい画期的な作品だと思う。
ファドの場合、原詩の意味をなぞって普通の日本語の詩にして歌うと、歌謡曲か演歌みたいに聞こえてしまうのである。ファドの持つ香りが消えていまうのである。かといって、ポルトガル語だけで歌うと、ファドに馴染みのない人には、何を歌っているかちんぷんかんとなる。ファドへの理解を助けるためには、日本語のレパートリーがあることも必要だと思う。
その点、津森さんの試みは、ファドの乗りやにおいを残しつつ、歌の内容も伝わって来るという点で、効用が高い。 拍手!
29日、津森あかねさん&エスキーナ・ド・ソンのライブに行った。西荻窪の裏通りの喫茶店のような店。
けさの新聞に、西荻窪には約15軒の古書店があると書いてあった。終電まで開いている店もあって「夜の神保町」との異名もあるそうだ。どうりで。加藤氏が浮足立った様子に見えたわけがわかった。
ライブがあった喫茶店風は、アパートような建物の2階にある。さしたる看板もなく、一見客には、まずわからないだろう。あらかじめホームページから地図を印刷しておいてよかった。
仲間内のたまり場のような、かなり趣味でやっているような、おもしろい感じの店だった。ファドを歌っている後ろに、古びたモノクロ映画が映し出され、不思議な雰囲気をかもし出していた。ただ、かなり有名な「往年の名画」だったこともあり、それについ見入ってしまい、歌や演奏を聴くのが、時折おろそかになったしまったことは否めない。やはり、ファドはそれだけに集注して聴きたかった。
お客さんも、ファドは初めてという人が大多数。妙に改まった雰囲気だった。おもしろかったのは、曲が終わっても弦の余韻が消えるまで、だれも拍手を始めなかったことだ。なんだか高尚な芸術音楽を聴いているようであった。本場なら、ギター類の最後のひとかきが終わるやいなや、どっと拍手が起きるところであろう。こちらも、いつ拍手を初めていいやら困った。あまり早いと、これみよがしで嫌みだし。演者とほかのお客との、三すくみ状態になってしまった。
歌舞伎でも、「○○屋ー!」というかけ声のタイミングが悪いと、役者がやりにくいことがあると聞く。津森さんたちは、どんなノリだったのかな。なんて、いろいろなことを考えたりして、楽しい一日であった。
東急・学芸大学の「ぺてぃすこす」での、津森あかねさんのライブが実現する。5月31日(木)夜。
公式スケジュール→ http://sun.ap.teacup.com/flor/59.html
←こんな雰囲気。津森あかねさんのライブ。写真は第3部。帰りを急ぐお客が帰ったので、店内は少し寂しくなったが、始めのうちは満員。 盛況のライブであった。
津森さんは、適度に緊張、適度にリラックスして表情豊かに歌ってくれた。我々もリラックスしてゆったり楽しめた。酒も入り、心の中は次第にハイテンションになった。我らのメンバーも、気持ちがけっこうはしゃいでいたようだ。(騒いでいたのではない。念のため)
飲んだワインは、
①Casal Garcia (カザル・ガルシア)のヴィーニョ・ヴェルデ。
②Quinta dos Roques(キンタ・ ドス・ ロケス)白2005。産地ダォン。品種はエンクルザード、マルヴァジア・フィナ、ビカール、セルシアル 。
③Quinta da Gaivosa(キンタ・ダ・ガイヴォーザ)赤 2000 。産地ドウロ。品種はティンタ・ロリス、トウリーガ・ナシオナル、ティント・カォン、トウリーガ・フランカなど。
④Quinta da Mimosa(キンタ・ダ・ミモーザ)赤2003。産地パルメラ。品種はカステラォン(=ペリキータ)