Sábado, Março 15, 2008

ある浜

 津森久美子さんとエスキーナ・ド・ソンのみなさんのライブ。昼下がりの西荻窪に行ってきた。

 tokiという隠れ家的スポット。私が行くのは今回で2度目だ。10人くらいで満員な感じのこぢんまりした店に、なんと20人ぐらい集という大盛況。真昼間っから酔狂な人が多いなあ。しかし、今回は客に知人おらず。私はおひとり様であった。

 みんな神妙に聞いていて、いい雰囲気ではあるが、お寺で法話を聞いているようでようでもあった。拍手のタイミングは、相変わらず遅い。曲が終わってもだれも拍手しないので、みんな寝ているのかと思ったら違った。ギターの弦の余韻が消えるまで拍手しないのであった。それはそれで自由である。

 津森さんらのライブは、毎回微妙に工夫されていている。今回は映画音楽を取り入れてみたとのこと。カーニバルの朝(黒いオルフェ)を歌ってくれた。面白かった。

 ブラジルの歌なのに、sの発音をちゃんとポルトガル風に「シュ」と歌っていた。こういうカーニバルの朝は、世界でもめったに聞けまい。さらに! Em que virásの部分のEmを「エン」ではではなく「アイン」と発音していた。これぞ志村けん、ではなくリスボン式の発音。ただ、queは「キ」ではなく一般的には「ク」でいいと思うのだがどうだろうか。

 それはともかく、私がこの歌を歌う時とほとんど同じ歌い方だったので、大変うれしく、心強い思いがした。 

 さらに! 津森さんは、映画「リスボン物語」でマドレデウスが披露した「アルファーマ」にも挑戦。tokiのマスターもギターで参加した。おりしも店のスクリーンにリスボン物語が映し出され、ちょうどテレーザが歌っているところをバックに津森さんが歌うという、めったに見られない貴重な光景が演じられた。なかなかのみものでしたぞ。

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Sábado, Dezembro 1, 2007

津森&ネーヴェス

 先日、四谷マヌエルで津森久美子さんのライブがあった。

スペシャルゲストは上智大・准教授のマウロ・ネーヴェスさん。

ネーヴェスさんは、ブラジル出身ながらファドの研究家であり、自らファドを歌う。 写真は、津森さんとネーヴェスさんが一緒に歌っているところ。

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Quarta-feira, Novembro 28, 2007

高柳ライブ em 高円寺

 高円寺の「清浄」という店に、先日行った。高柳卓也さんのファドのライブがあった。

 この「清浄」は小さな店だ。1階は6席ほどのカウンターのみ。2階はテーブルで6席ぐらいだろうか。でも真っ白な内装で、まさに清浄である。

 メニューは、創作居酒屋系のメニュー。しかし出てきた料理に驚いた。素材の取り合わせや、味付けのセンスが高級日本料理店レベルなのだ。なのに値段は、居酒屋レベル。大変おいしかった。

 厨房内のご主人の動きもてきぱきしており、プロの動きだ。当初、ポルトガル帰りの人が趣味で開いた店かと思っていたが、とんでもない間違いだった。ポルトガルの日本料理店で5年間、板長をやっておられたそうだと聞き、やっと納得がいった。絶対おすすめの店である。

 

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Terça-feira, Novembro 6, 2007

Fado Sentido


高柳卓也さんのライブの折に、CDも買った。
タイトルは「Fado Sentido」。
収容されているのは、次の7曲。いずれも日本ではおなじみのリスボン・ファドだ。
Amazonでも扱っている。(2100円)

Despadida              別れ
É Noite na Mouraria      モーラリアは夜
Lisboa Menina e Moça     リスボア・メニーナ・イ・モーサ~麗しきリスボン
Estranha Forma de Vida   このおかしな人生
Rosa Camareira         ローザ・カマレイラ
Roseira, Botão de Gente   ロゼイラ、愛のつぼみ
Amor de Mel, Amor de Fel  蜜の愛、苦い愛

 ところで、「Fado Sentido」といえば、ジョアン・ペドロの2枚目のアルバムで、たまたま同名のがある。私は持っていないけれど。

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Domingo, Novembro 4, 2007

高柳卓也ライブ

 先月末に高柳卓也さんのライブに行ってきた。「弾き語り」ということで、ご自分でギターを弾いて歌われた。ピアノやギターを自分で弾いて歌うのを日本では弾き語りというのですな。語らなくても弾き語りといいますな。笛やラッパで弾き語りはできませんな。太鼓なら、たたきながら歌えるが、弾き語りとは言いませんな。なんでだろう。

 男がギターを弾きながらファドを歌う。日本では珍しい。なかなか渋い。なかなか趣があってよろしい。彼はソウル→ゴスペル→ファドという来歴らしい。言葉を一つひとつ大事にして歌っているのがよくわかる。ただ、まだ若いのだし、キーをもっと上げてみるなど、歌い方の面では自分をさらに追い込んでもいいのでは。日本では(世界でも)超マイナーなファド界だけに、多いに期待したい。がんばってね!

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Sábado, Outubro 27, 2007

Fado Hilário

 先日書いた2枚のCDのうち「Relíquias(遺物)」というのに「Fado Hilário」という曲が入っている。 Augusto Hilário(1864-1896)の作。横山伊登司さんによると、彼はコインブラファドの始祖ともいわれる。この曲は、コインブラのみならず広く歌われていて、リスボンでも聞かれるようだ。アマリア・ロドリゲスも歌っているし、ジョアォン・ペドロのCDにも入っていたような気がする。覚えておいても損はなさそうだ。ということで歌詞をメモしておこう。

  A minha capa velhinha
  É da cor da noite escura,
  Nela quero amortalhar-me,
  Quando for p’ra sepultura.

  Ela há-de contar aos vermes
  Ai!… Já que não posso falar
  Segredos luarizados
  Ai!… Da minha alma a soluçar

  Ai!… Eu quero que o meu caixão
  Tenha uma forma bizarra,
  A forma de um coração,
  Ai!… A forma de uma guitarra.

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Quinta-feira, Outubro 25, 2007

TERTÚLIA DO FADO DE COIMBRA

 コインブラ大OBの演奏会行ってからは、しばらくコインブラ・ファドを聞いている。写真のCDは、どちらも「TERTÚLIA DO FADO DE COIMBRA」のアルバム。TERTÚLIAは同好会とでもいうのかな。コインブラ大のOBらのグループだ。

 このCDは、別々に買ったと思うのだが、いつどこで買ったかまったく覚えていない。情けなや。

 左側の「AMANHECER EM COIMBRA(コインブラの夜明け)」の方が洗練された感じでさわやかだ。BGM的にはこっちの方がいいかな。コインブラ・ファドは、普段あまり聞かなかったのだが、なかなかいいなあ。

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Segunda-feira, Outubro 22, 2007

コインブラの響き

 20日、コインブラ大OB合唱団を聞きに新百合ケ丘まで行ってきた。総勢43人のお歴々、白髪、ごま塩、はげ頭のオンパレードであった(もちろん相対的な若者もいるが)。全員、例の黒マント(カーパ)をまとって壇上に並び、これはなかなか壮観だった。一方の客も高齢。アナ・モウラの武蔵野公演より平均年齢はさらに高そうだった。主催が登戸混声合唱団なので、その関係が多いようだ。

 いわゆる合唱曲だけでなく、コインブラ・ファドもギターラ2台、クラシックギター2台を交えてたっぷりやってくれた。セザリア・エボラが「そだー、そだー、そだー」と歌うやつも、「アソーレスのセレナード」としてやってくれた。ポピュラーの「コインブラ(ポルトガルの四月)」は、そんなもん恥ずかしくてやれねえよ、なのかと思っていたら、これもちゃんとやった。ただしコブシの類いっさいなしで、あえてカチカチのアカデミックに歌っていた。外国から来た演者の常で日本語の歌も1曲披露してくれた。「遙かな友に」というお馴染みの曲だ。日本語の発音が上手なのには驚いた。とにかく想像以上に楽しかった。みなさん是非行くべきでしたよ。

 団員の一人、なんとか・バティスタというおじさん(ジョゼ・ミゲルだったかな。だとしたらひょっとしてコインブラ大学病院の産科の先生かな?)は、弟が日本であのレストラン「マヌエル」をやっているという説明があった。マヌエルというとエドワルド・ミラ・バティスタさんのことかな。

 皆さんご承知の通りコインブラ大は欧州最古級の大学で、現在でもエリート大学。いい年をしたおじさんたちが、最後には皆でお決まりの気勢というかシュプレヒコールを上げ、マントを振り回して〆た。この辺が学生っぽくておもしろい。客のおばあさんが「かわいいわね」といって笑っていた。

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Terça-feira, Outubro 16, 2007

津森 em 四谷

 昨日、マヌエル四谷で津森久美子さんのライブがあった。ギターラはいつもの月本一史さんだが、ギター(ビオラ)は飯泉昌宏さん。飯泉さんは月田秀子さんのライブでポルトガルギターをひいておられる。

 客は例によって平均年齢か高かったが、演奏中は静粛に聞き、今回は好感が持てた。

 私は例によって酔っぱらって、終盤は大いに興奮していた。終演後、月本さんと何やら少々議論させて頂いた。が、月本さんはシラフで、こちらはただの酔っぱらいオヤジ。何をしゃべったか定かではないが、今から思うと恥ずかしい。失礼の段はお許しくだされ。

 

Publicado por Joaquim em 04:54:48 | Permalink | Sem Comentários »

Segunda-feira, Outubro 15, 2007

ANA MOURA

 13日、アナ・モウラの公演に行くことができた。武蔵境にある武蔵野スイングホールというところ。定員180人のこぢんまりしたホールだ。

 ファドのコンサートは、客の平均年齢が概して高いが、今回はまた一段と高いように見えた。武蔵野文化事業団というところが主催しており、その友の会的な地域の人たちが多く集まったのではないだろうか。

 アナ・モウラは始めマイクを口に近づけて歌っていたので、こいつ声量ないのかなと思っていたが、さにあらず。最後には「普段私たちははファド・ハウスというところで歌っています。そこではお客さんのすぐ近くで歌っています」と言って、マイクなしで歌った。立派な声量であった。

 ギター(ビオラ)のジョルジュ・フェルナンドは、最晩年のアマリア・ロドリゲスのレギュラー・ギタリストだった重鎮。イケメン・オヤジで、ポルトガルでは彼がウインクするとマダムたちがイチコロらしい。自ら新曲を2曲歌った。

 ギターラは18歳のアンジェロ・フレイレ。子供のころからファドも歌うわギターも鳴らすという、どうしようもない悪ガキで、といのは冗談で、数々のコンテストで優勝している新進気鋭。腕もいいし、舞台でのふるまいも堂に入ったものだ。

 今回はベース・ギターも加わっていて、これまた重鎮のジョゼ・エルミーロ・ヌネス。大柄で武骨な雰囲気が、舞台に一層の厚みを与えている。
 
 今回のステージは、ホールが小さめであることもあってか、力み過ぎることもなく、落ち着いて丁寧な仕事を積み重ねてくれたと思う。ぜひ、また来日してほしい。

演目(プログラムから)
 Gitarra
  Fado menor
  Mouraria 
  Sou filha das aravas
  Sou do fado, Sou fadista
  O fado da procura
  Azenha Velhinha
  Casa da Mariquinhas
  O Marceneiro
  Bailinho à Portuguesa
  Fado Magala
  Por umm dia
  Barco Negro
  Loucura
  Canto o Fado

 演奏後、観客の一人が花束をあげた。K氏である。しかし花束贈呈は彼一人。もし彼がいなかったら、花束なしか。外国から遠路はるばる来ているのだから、主催者はせめて一つ用意しておいてもよかったのではないか。気が利かないなあ。

Publicado por Joaquim em 07:50:24 | Permalink | Sem Comentários »